沖縄県内のコロナ1341人感染 病床使用率が40.9%に改善

 県は4日、新たに1341人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。15日連続で前週の同じ曜日を下回った。病床使用率は40.9%、社会福祉施設内の療養者は256人で、県はどちらも改善しているとの見解を示した。名護市では2件のクラスター(感染者集団)があった。

 病床使用率は本島が48.4%、宮古が1.5%、八重山が9.1%と圏域別に見ても50%を切った。社会福祉施設内療養者は92カ所で計256人。県の宮里義久感染対策統括監は「改善しているが、引き続き基本的な感染対策をしてほしい」と注意喚起した。

 クラスター2件はどちらも名護市の社会福祉施設で発生し、規模は7人と8人。

 年代別では10代が252人と最多。推定感染経路の最多は家庭内で447人となっている。米軍関係は情報提供がなく、基地内陽性者の発表はなかった。県によると米軍側の検査機関の集計結果が出ていないため。提供され次第、発表予定。 (金盛文香)

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