映画『第9地区』いよいよ続編制作の動き アカデミー賞監督「取り組んでいる最中」

ニール・ブロムカンプ監督(42)が、SF映画『第9地区』の続編に取り組んでいることをファンに明かした。2005年の短編映画『アライブ・イン・ヨハネスブルグ』を基にした2009年の同SF映画で監督と共同脚本を務めたブロムカンプ監督は、「まだ取り組んでいる最中。答えは近い将来だ」と、ゲーム情報メディアのデクセルトのインタビューに答えた。

主演のシャールト・コプリーが異星人の液体に感染した超国家機関MNUのエイリアン対策課職員ヴィカス・ファン・デ・メルヴェを演じたオリジナル映画では、ピーター・ジャクソンが共同製作を担っていた。

ブロムカンプは、人気ゲーム「グランツーリスモ」シリーズの映画化作品の監督として名前が挙がっており、ソニー・ピクチャーズおよびプレイステーション・プロダクションとの間で交渉中であると報じられている。同作はまだ初期段階にあり、詳細は明かされていない。

同ゲームシリーズは、1997年に山内一典によって考案、自身が代表取締役を務めるポリフォニー・デジタルが開発し、精密なグラフィック、運転物理学、車の細部へのこだわりから、最も本格的なドライビングシミュレーターのひとつと評価されている。シリーズ累計販売本数は、今年3月にリリースされた最新版「グランツーリスモ7」を含み8,500万本を突破している。

今年公開された同名ビデオゲームシリーズを原作とするトム・ホランド主演の映画『アンチャーテッド』が高評価を得たことから、ソニーとプレイステーションは、「グランツーリスモ」の映画化にも期待をかけているようだ。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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