都民割「もっと東京」6月10日に再開 18歳までは1000円上乗せ

「都民割」がスタートする日が決まりました。東京都の小池知事は6月3日の定例記者会見で、都内の観光促進事業「もっとTokyo(東京)」を6月10日から再開することを発表しました。会見で小池知事は「トライアルとして7月31日まで行う」と述べました。

「もっと東京」は都民の都内観光を支援するもので、宿泊で最大5000円、日帰りで2500円を助成します。また今回、18歳までは助成金が1000円上乗せされます。都民割の対象は「ワクチンを3回接種している人」か「検査結果が陰性」である都民です。会見で小池知事は「ワクチン接種率はまだ20代・30代が他の世代より低いことから、ワクチン接種の促進、加速も大きなポイントになってくる」と述べました。

今回の都民割の規模はおよそ25万泊分を想定していて、8月以降については感染状況や国の動きを踏まえて判断するということです。

<韓国の観光ビザを求め、長蛇の列も>

一方、政府の水際対策の緩和を受け、海外旅行の準備を進める人もいます。

韓国への観光ビザはおよそ2年ぶりに復活し、東京・港区にある韓国領事館前では連日、申請のための長い列ができています。この日も午前8時半から150人分の整理券が配られましたが、開始時刻には配布枚数が埋まってしまい、ビザ申請の整理券を受け取れない人も多くいました。

次回の整理券の配布は、週明けの月曜日です。

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