バイデン夫人「働くのが好き」 英語教授としても活躍、現職大統領の配偶者としては異例

ジル・バイデン米大統領夫人(70)が、「働くのが好き」と話している。ジョー・バイデン米国大統領を夫に持つジル夫人は、ノーザン・バージニア・コミュニティ・カレッジの英語教授として教鞭をとっており、現職大統領の配偶者として政治以外の仕事を持つというのは史上初だそうだ。

ハーパーズ・バザー誌に「私は働くことが大好きな女性です」と話すジル夫人は、ホワイトハウスでの出来事からは独立した立場を保ちたいと望んでいるそうで、「女性が自分自身のために何かを持つ必要性」を認識したのは、大学時代に結婚していた元夫ビル・スティーブンソンと70年代に若くして離婚、経済的に自立しながら勉強を続けた経験があるからだと説明した。

義理の息子ボー(2015年に他界)とハンター、バイデン大統領との間に生まれた娘アシュリーの母親となった夫人は、元夫と離婚した当時について、こう語った。「結婚という制度をとても信じていました。結婚生活が破綻したとき、激しく落ち込みました。そして、彼がどういう人か判明したこともあって」「離婚調停でお金を手に入れなければならないような、経済的に自立できないような状況には、二度と身を置かないようにしようと思いました。アシュリーには、『自立しなさい』と叩き込みました。孫娘たちにも、自分の足で立つのよ、とね」

そんな夫人は、バイデン大統領とSMSでお互いに侮辱し合うことがあるものの、一緒に仕事をするのが好きだと明かしている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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