スーペルデポル、最後の輝き!デポルティーボ「2003-04」ユニフォーム

現在は3部リーグを戦うデポルティーボ・ラ・コルーニャ。

ガリシア地方の港町を本拠地とするチームはかつて“スーペルデポル”と呼ばれ、ラ・リーガや欧州カップ戦で旋風を巻き起こした。

ここでは、そんな輝かしきデポル黄金期のユニフォームをご紹介したい。

Deportivo La Coruña 2003-04 Joma Away

デポルティーボといえばブルーとホワイトのストライプがお馴染みだが、レッドも定番のキットカラー。本拠地ア・コルーニャの不動産企業「FADESA」の胸スポンサーロゴは、2000年代のユニフォームの象徴的な存在だった。

当時はセルタとのガリシア・ダービーも注目の好カード。03-04シーズンのラ・リーガは3位で終了するが、99-00シーズンの優勝を皮切りに2位を2回(00-01、01-02)、3位を2回(02-03、03-04)と、5年連続でトップ3に入る活躍ぶりだった。

4シーズン連続で出場したチャンピオンズリーグ。それまではベスト8が最高位だったが、このシーズンは決勝ラウンド1回戦でユヴェントスを、そして準々決勝でミランを撃破。ついにクラブ史上初となる準決勝進出を決めた。

しかし、ジョゼ・モウリーニョ監督が率いるポルトとの準決勝は2戦合計0-1で敗戦。スーペルデポルの躍進はベスト4で止まり、現在までCLで残した最高の成績となっている。

98年にハビエル・イルレタ氏が監督就任し、そこから始まったスーペルデポル。03-04シーズンのCLベスト4は、99-00シーズンのラ・リーガ優勝と同等か、あるいはそれ以上に価値があるものといえる。

そんなチームは03-04シーズンを最後に突如として勢いを失い、そしてスーペルデポルは終焉を迎えた。ポルトとの一戦でも使われたこの赤いキットには、そんなデポルの最後の輝きが重なる。

その貴重な新品デッドストックユニフォームが「Qoly × LFB Vintage」で入手可能となっている。

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