障害のある人もない人も一緒に楽しむ音楽祭 3年ぶり屋外で 助け合いアプリも実験

障害のある人もない人も一緒に音楽を楽しむ「とっておきの音楽祭」が、仙台市内で開催されています。

「とっておきの音楽祭」は「心のバリアフリー」を目指して2001年に始まったイベントです。

新型コロナの影響で屋外での開催は3年ぶりです。

今年は勾当台公園などに14のステージを設けて、約1000人が歌やダンス、楽器の演奏を披露しました。

参加した人「みんなと一生懸命練習したので頑張って歌えたと思います」

訪れた人「みんなと一緒にこうやって音楽が楽しめて本当に良かったなと思います」

また会場では、宮城県が実証実験を進める助け合いアプリ「Mayii」の体験も行われました。

道に迷った時や車いすの補助が必要な時など、日常生活で困った時にチャットを使って助けを求めることができます。

こちらの女性は、楽器を舞台の近くまで運んでほしいとアプリを通じて依頼しました。するとメッセージを見たボランティアの大学生が楽器を控室まで運んでくれました。

体験会に参加した人「楽でした助かりました」

「Mayii」は年齢や性別、メールアドレスなどを登録すれば障害の有無にかかわらず誰でも利用することができます。

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