6日(月)太平洋側を中心に大雨のおそれ 関東~東北は4月並みの肌寒さに

 6日(月)は、九州や南岸を進む低気圧や前線の影響で、南西諸島・西日本~東北は雨が降る見込み。南西諸島や太平洋側を中心に大雨のおそれがあり、注意・警戒が必要だ。
 また、東・北日本を中心に気温は平年より低く、特に関東や東北では4月並みの寒さになる所も多く、服装選びにも注意したい。

南西諸島や九州~関東の太平洋側は激しい雨のおそれ

 6日(月)は、低気圧や前線の影響で、南西諸島・西日本~東北は雨が降り、風も強まる見込み。南西諸島や九州~東海の太平洋側では、昼前にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがある。関東の太平洋側や伊豆諸島でも夕方にかけて激しい雷雨の所があり、あす(7日)にかけては、東北の太平洋側でも雨量が多くなる見込み。土砂災害や川の増水や氾濫に注意・警戒が必要だ。

東・北日本中心に低温 関東~東北は4月並みの肌寒さに

 6日(月)は、東・北日本を中心に、日中の気温は平年より低い所が多くなる見込み。特に関東と東北は、きのうより大幅に低い所が多く、予想最高気温は、東京で18℃、福島と仙台で14℃と、3月下旬~4月上旬並みで、日中もヒンヤリする予想。雨や強風により、体感的には実際の気温よりも寒く感じるため、風邪をひかないよう、防寒対策も必要だ。

北日本は8日(水)ごろまで低温つづく 週後半は西日本は夏日が多くなる

 今週は、8日(水)ごろにかけて、北のオホーツク海高気圧の影響で冷たく湿った空気が北日本に流れ込むため、東北の沿岸を中心に低温が続き、日照も少なくなる見込み。体調と農作物の管理にも注意したい。
 一方、西日本は、週の後半は、太平洋側を中心に晴れる所が多く、暑くなりそうだ。週末には梅雨前線が北上し、西日本で雨が降る所が多くなるため、このタイミングで梅雨入りする可能性もある。

(気象予報士・大隅智子)

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