エンゼルスまさかの逆転サヨナラ負けで11連敗 大谷は5打数1安打

【エンゼルス7-9xフィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

エンゼルスは8回裏に守護神ライセル・イグレシアスがブライス・ハーパーに13号グランドスラムを浴び、6対6の同点に追いつかれたが、9回表にマット・ダフィーが勝ち越しタイムリー。しかし、9回裏に6番手のジミー・ハーゲットがブライソン・ストットに2号逆転3ランを浴び、11連敗で借金生活に突入した。フィリーズ5番手のコリー・クネーベルが2勝目(4敗)をマーク。エンゼルス5番手のイグレシアスに4敗目(1勝)が記録された。

エンゼルスは4回表に打線がつながり、ジャレッド・ウォルシュ、ジョー・アデル、カート・スズキのタイムリーなどで一挙5点を先制。5回裏にニック・カステヤノスの犠飛などで2点を返されたが、8回表にブランドン・マーシュのタイムリーで貴重な追加点を奪い、リードを4点に広げた。ところが、8回裏に登板した4番手のアーロン・ループが一死満塁のピンチを招き、急遽登板したイグレシアスがハーパーに13号同点グランドスラムを被弾。その後、9回表にダフィーが勝ち越しタイムリーを放ち、10連敗ストップまであと3アウトに迫った。

9回裏もイグレシアスが続投したが、二死1・2塁のピンチを招き、ジョー・マドン監督はイグレシアスを諦めてハーゲットを投入。しかし、ストットにフルカウントからの低めのカーブを捉えられ、2号逆転サヨナラ3ランを浴びた。大型連敗の開始前には貯金10だったが、11連敗で一気に借金生活に突入。大不振のマイク・トラウトはまたもノーヒットに終わり、26打数連続無安打となった(自己ワースト更新中)。

エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場して5打数1安打。初回の第1打席はサードゴロに倒れたが、4回表の第2打席はチャンスを広げる二塁打を放ち、一挙5得点のビッグイニングを呼び込んだ。5回表の第3打席は空振り三振、7回表の第4打席はショートゴロ、9回表の第5打席は見逃し三振で凡退。今季の打率は.242、OPSは.772となっている。

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