【地図記号クイズ】鉱物を採掘する場所をあらわす「〇〇地」

旅好きの皆さんの中には、「1日中ずっと地図を眺めていられる」なんて言う人も多いかもしれません。遠い地の景色を思い描きながらの卓上トリップも素敵ですよね! そこでここでは、そんな地図好きさんのために「地図記号クイズ」を連載でお届けします。2万5千分の1の地形図には、全部で134種類の地図記号が設定されているそう。よく知っている記号から、「はじめて見たかも」なレア記号もあるかもしれませんね!

今日の地図記号は「採鉱地」

今日の地図記号の正解は、「採鉱地」でした! この記号は、ツルハシを交差した形をあらわしています。ツルハシは、堅い土を掘り起こすときなどに用いる鉄製の道具です。

採鉱地の記号は、鉱物を採掘している場所をあらわし、その採鉱地の中央か主な位置に表示します。

鉱物とは、一般には地殻中に存在し、物理・化学的にほぼ均一かつ一定の性質を有する固体物質。現在は4,000近くの鉱物種が知られています。

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地図上では、採鉱地は、記号といっしょに、地中からほり出す鉱物(せっかいやタングステンなど)の名前を1種類、ひらがなまたはカタカナであらわします。

廃坑で良い目標となるところは、記号といっしょに(廃坑)と表示されます。

番号:99

名称:採鉱地

適用:1. 採鉱地は、記号に添えて鉱種名(せっかい、タングステン等)を、ひらがな又はカタカナで注記する。ただし、鉱種名は主要なもの1種とし、採鉱地の注記によってその鉱種名が明らかな場合は省略する。2. 廃坑でも、著名又は目標となるものは、記号に添えて(廃坑)と注記する。3.鉱口には、坑口記号を表示し、多数の坑口が存在する場合には、主要なもののみを表示する。

参考:国土地理院 https://www.gsi.go.jp/top.html

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