千葉商科大学学生チームによる「フードパントリー」定期開催 企業の廃棄ロス削減×学生の経済的支援

千葉商科大学(略称:CUC、学長:原科幸彦)人間社会学部(学部長:鎌田光宣)は、学内でフードパントリーやフードドライブを開催すること等を目的に、フードバンクに取り組む市川市社会福祉協議会と連携し、「フードバンク学生チーム」(担当:小口広太人間社会学部准教授)を2021年12月に発足し、同月23日に1回目を実施しました。

長引くコロナ禍での更なる学生支援の必要性から、本学では、在校生を対象に食料品や日用品を無償で提供するフードパントリーを月1回定期的に実施することにしました。また、事後アンケートでリクエストの多かったお米については、LINEを用いて事前に予約を取ることで、確実に必要としている学生へ届けるような工夫を取り入れました。

今後は、配布物を安定的に確保することやフードバンク活動の意義を周知する目的も含め、学内でのフードドライブ(食品などの回収)を実施し、大学内外で支えあう関係性を作り出す取り組みを考えています。

フードパントリー実施概要

開催日:6月27日(月)、7月18日(月・祝)
時 間:各日13時00分~14時00分(予定)
※夏季休暇期間は実施なし
※秋学期(10月以降)も月1の定期開催を予定
会 場:千葉商科大学 The University HUB2階 地域活動推進室(CUCリンクルーム)
配布サポート学生:20名
配布物:食品(レトルト食品、缶詰)、飲料水、お米、日用品、文房具、生理用品 など

【提供する食品の条件】
(1)賞味期限が明記され、かつ賞味期限まで2カ月以上残っているもの
(2)常温で保存が可能なもの
(3)未開封であるもの
(4)お米は前年度産まで

◆CUCフードパントリーの背景と概要
長引くコロナ禍で、アルバイトのシフト減少など学生の経済状況に影響が生じるだけでなく、日常生活における「人との繋がり」も減少しています。フードバンク学生チームは、フードパントリーを通じて人と人との繋がりをつくること、〈支え合い〉の活動を行えることに着目し、企画・運営に取り組むようになりました。本取り組みは、市川市社会福祉協議会からコンビニエンスストアの在庫商品ならびに個人で寄付があった生理用品、お米などの提供を受けて実施しています。

千葉商科大学では、建学の理念に基づく本学の事業活動において、SDGsへの取り組み方針を学内外に共有・公表することにより、社会的責任を果たす際の指針とすることを目的に「千葉商科大学SDGs 行動憲章」を策定しています。