対露外交「どう総括?安倍元総理」と蓮舫氏

 立憲民主党の蓮舫参院議員は6日、安倍晋三元総理が京都での講演で「安倍氏『ロシアにはだまされた感があった』NATO拡大で、侵攻は批判」との見出しで報じた時事通信の記事を踏まえて、安倍元総理の対露外交で「プーチン大統領に領土分割禁止とロシア憲法改正までされたことはどう総括を?元総理」とツイッターに見解を求める投稿をした。

 蓮舫氏は「(プーチン大統領を)地元の山口で歓待し、首脳会談を重ね、経済支援を決め、結果は北方領土4島ではなく2島先行返還まで後退した上、プーチン大統領に領土分割禁止とロシア憲法改正までされたことはどう総括を?」としている。

 時事通信の報道によると、安倍氏は4日京都で講演し、プーチン大統領が米国に対してNATOの拡大に大きな不信を持ち、「ロシアにはだまされた感があった」と語ったとしている。その一方でウクライナ侵略に対しては「だからといって、あんなことをやっていいわけではない」と語ったと。

 ネット上では「ロシアにはだまされた感があった」との見出しに呼応し「日本国民は安倍に騙された感があった」との書き込みも上がっている。(編集担当:森高龍二)

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