JR東日本スタートアップら、デマンド型乗合タクシーの実証実験実施

JR東日本盛岡支社、JR東日本スタートアップ株式会社(以下、JR東日本スタートアップ)、株式会社電脳交通、有限会社奥津軽観光では、「わんタク」・「つがるん」の2種類のデマンド型乗り合いタクシーの実証実験を行う。6月2日付のプレスリリースで明かした。

「わんタク」は、デマンド型乗合タクシーサービスだ。2021年8月には、津軽半島への観光流動促進を目的に、「はやぶさ1号」の奥津軽いまべつ駅降車の予約状況に合わせた乗合タクシーの実証実験を行った。今回の実証実験では、2021年の実証実験の結果を踏まえ、北東北三県大型観光キャンペーン(2022年7月1日~9月30日開催)における観光促進や生活交通の向上を目指している。

「つがるん」は、津軽線蟹田駅から今別・三厩方面に接続する、夜間のデマンド型乗合タクシーのサービスだ。帰宅時の交通利便性向上を目的とし、自宅付近まで利用できる。7月1日から9月30日のうち土休日を除く平日のみで運行する。

なお、JR東日本スタートアップは、今回の実証実験を通して、地域住民や観光客に便利なモビリティサービスを提供し、青森県今別町、外ヶ浜町エリアのさらなる魅力発信と沿線活性化に向けた取り組みを推進すると述べている。

© 株式会社自動車新聞社