羊から産まれた“羊ではない何か” 大切に育てる夫婦 「LAMB/ラム」予告

羊から産まれた“羊ではない何か”と羊飼い夫婦を描いたスリラー「LAMB/ラム」の劇場公開日が9月23に決まり、日本版予告編が公開された。

公開された予告編は、「あるところに愛する子供を亡くした羊飼いの夫婦がいました」という、おとぎ話調の語りで始まる。アイスランドの農場で穏やかに暮らすある夫婦は、羊から“何か”が産まれる場に立ち会い、「産まれたのは禁断(タブー)でした」のナレーションが入る。夫婦は“何か”をアダと名付け、大切に育てる決心をするが、猟銃を構える妻マリアや死体となった羊の姿など、恐ろしい映像が次々と映し出される。そして、“何か”=アダの姿が垣間見える。最後は、「幸せの始まりよ」というマリアの言葉と獣の鳴き声が意味深に響く、不穏な予告編となっている。

「LAMB/ラム」は、アイスランドの人里離れた田舎で暮らす羊飼いの夫婦が、羊から産まれた“羊ではない何か”を育てていくスリラー。主演・製作総指揮を務めるのは「プロメテウス」「ミレニアム」シリーズなどのノオミ・ラパス。監督は、本作が長編デビューとなるヴァルディミール・ヨハンソンが務めている。。第74回カンヌ国際映画祭ある視点部門「Prize of Originality」を受賞し、アカデミー賞国際長編部門アイスランド代表作品に選出された。

【作品情報】
LAMB/ラム
2022年9月23日全国公開
配給:クロックワークス
提供:クロックワークス オディティ・ピクチャーズ
@2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON

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