
囲碁の中学生棋士、仲邑菫二段(13)は6日、東京都千代田区の日本棋院で打たれた第41期女流本因坊戦の本戦2回戦で加藤啓子六段(43)を破り、史上最年少の13歳3カ月で公式戦100勝(52敗)を達成した。
これまでの日本棋院所属棋士の最年少記録は1972年、趙治勲名誉名人(65)の15歳11カ月で、50年ぶりの記録更新となった。囲碁の公式戦は女性だけが出場する棋戦も含まれ、男性棋士とは条件が異なる。
対局は持ち時間各3時間で打たれ、仲邑二段が白番中押し勝ちを収めた。これで女流本因坊戦は本戦ベスト8に進み、挑戦権獲得にあと3勝と迫った。
