高橋幸宏が、6月6日に70歳の誕生日(古希)を迎えた。また今年2022年は、高橋がサディスティック・ミカ・バンドに参加し本格的な音楽活動を開始してから50周年という節目の年にあたる。 ソニーミュージック特設サイトではこれを記念して、高橋に縁の深い関係者や、高橋をリスペクトするアーティストたちからの祝賀コメントと、それぞれに選曲したプレイリストが公開されている。寄稿者は以下の通り。
飯尾芳史
大林千茱萸
坂本龍一
白根賢一
高野寛
立花ハジメ
千葉精一
tofubeats
永井聖一
パソコン音楽クラブ
ハヤシ ヒロユキ (POLYSICS)
ピーター・バラカン
細野晴臣
真鍋大度
※五十音順・敬称略
寄稿者の世代や来歴、高橋との関係性による選曲傾向の違いが興味深く、初心者からベテランファンまで楽しめるプレイリストとなっている。高橋幸宏の音楽の幅広さと奥行きを改めて伝え、メモリアルイヤーを寿ぐコンテンツだ。各プレイリストはこちら。 高橋幸宏は昨年秋より、80年代前半のソロワークを振り返るリイシューシリーズ“ユキヒロ×幸宏 EARLY 80s”を展開中。YMOのブレイクを経てソロアーティストとしてのアイデンティティを確立した時期にあたる作品群で、この5月には『WILD & MOODY』(1984年)と『四月の魚 サウンドトラック』(1985年)が発売されたばかり。プレイリストで興味を持ったリスナーには、この機会に各オリジナルアルバムで高橋のより深い魅力に触れていただきたい。 また、この記念すべき年を祝して、スペシャルなライブの開催が決定した。自身のソロ・ワークを柱としながら、サディスティック・ミカ・バンド、Yellow Magic Orchestra、THE BEATNIKS、pupa、METAFIVE……と、旺盛なバンド活動でも知られる彼の、その活動の中で培った音楽仲間と、そして高橋幸宏とその作品を愛するリスナーのみなさんが一堂に会して、互いにユキヒロ愛を分かち合う、一夜限りの特別な夜となる。