進路選択の幅を広げてもらおうと、広島市にある通信制高校の生徒が、ペットのトリマーを体験しました。
犬と仲良く触れ合ったり…。ぬいぐるみを使ったペットのトリマー体験をしたり…。「動物研究ゼミ」に参加したのは、全国通信制の学校「星槎国際高校・広島学習センター」の生徒です。
学校には、不登校を経験した人や、高校に入学したものの、さまざまな課題で転入してきたおよそ180人が在籍しています。
講師
「こちら(の刃が)動かずに、親指だけ(動かす)。みなさん、難しいかなと思います」
星槎国際高校・広島学習センターは、高校卒業に必要な必修科目のほかにその道のプロフェッショナルに触れてもらおうと、課外授業が行われています。
生徒たちは、福岡市にある動物海洋学校の講師から業界の仕事内容やペットと上手に触れ合う方法などを教えてもらいました。
高校3年生
「もともと動物が好きで、将来動物関係の仕事を視野に入れていて、いい勉強になった」
高校2年生
「(トリマー体験は)コツがいるな。簡単そうに見えて…。お互いが過ごしやすいように飼い主さんが気づけないところに気がつける “動物看護士” になりたい」
生徒たちにとって、進路選択の幅を広げる機会となったようです。