横浜スパークリングトワイライト、今年も中止 密集回避困難で3年連続 シークレット花火は実施

横浜港を鮮やかに彩ったシークレット花火=昨年11月撮影

 光と音で横浜港を彩るイベント「横浜スパークリングトワイライト」の実行委員会(小此木歌藏実行委員長)は6日、今年の同イベントを中止すると発表した。

 例年、7月第3週の「海の日」の前の土日に、横浜市中区の山下公園と同公園周辺で花火の打ち上げやパレード、ステージライブなどを開催しているが、今年は新型コロナウイルス対策として必要な密集回避などが困難であることから、3年連続の中止となった。

 同実行委では事前告知なしで打ち上げる約5分間のシークレット花火を2年前から実施しており、今シーズンも企画しているという。

 実行委事務局を務める横浜観光コンベンション・ビューローの担当者は「会場の山下公園は住宅地に近く、休日開催であることも考慮し中止せざるを得なかった。シークレット花火などで明るい話題を提供できれば」と話している。

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