沖水川すむ生物は 三股・梶山小児童が水質調査

水質調査でサワガニを捕まえた三股町・梶山小4年生

 三股町・梶山小(河潟隆明校長、66人)4年生13人は3日、近くの沖水川で水質調査を行った。川水の色やにおいを調べたり、水質の指標となる水生生物を捕まえたりして身近な川への理解を深めた。
 町や都城保健所職員の協力を得て総合的な学習の時間を使い毎年実施。事前に校内で河川環境の大切さなどを学んだ。
 この日は、歩いて広域農道にかかる梶山大橋下流の河川敷へ。周辺の自然環境を観察し水のにおいをかいだり透明度を測ったりした。続いて川へ入り石を返して水生生物を捕獲。サワガニやヘビトンボのヤゴ、カワゲラなどきれいな川にすむ生物が生息していることを確認した。
 三島千春さん(10)は「水中の生き物を捕まえ自然を感じられて楽しかった。ごみを捨てないようにして川を大切にしたい」と話した。

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