先月開幕を迎えたトゥールノワ・モーリス・レベロ。かつてトゥーロン国際大会と呼ばれた招待制のユーストーナメントだ。
3年ぶりの開催となった今回もU-19日本代表が参加し、ここまでアルジェリア戦で勝利、コモロ戦でPK戦の末敗北で勝点4を獲得。グループ首位の可能性を残して最終節のコロンビア戦を迎えた。
なんとか勝点を獲得したい試合であったが、日本は後半開始直後にオウンゴールで失点してしまう。
コロンビアのロングボールをペナルティエリア左でカベサスが収め、そこからのマイナスの折り返しをプエルタがシュート。これが松田隼風に当たって、ゴールの中に吸い込まれていった。
反撃を狙いたい日本は60分に山根陸と山崎太新を投入して変化をつけるも、その直後に再び失点を喫してしまう。
ルナのボールキープからの戻しをプエルタがスルーパス、裏に抜け出したカベサスが強烈な左足シュートを叩き込み、コロンビアに追加点が決まった。
88分には松田隼風が左サイドから勢いある仕掛けてペナルティエリアに侵入し、オラジャに倒されてPKを獲得。中村仁郎がゴールに決め、1点差に迫ったが…。
試合はこのまま1-2で終了の時を迎え、日本代表は勝点4で終了。グループ首位の可能性はなくなったものの、最終的なポジションはこのあと行われるコモロ対アルジェリアの結果次第となった。