アストロズ・アルバレスとロッキーズ・ロジャースが週間MVPに選出

日本時間6月7日、メジャーリーグ機構は2022年レギュラーシーズン第9週目の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはヨーダン・アルバレス(アストロズ)、ナショナル・リーグはブレンダン・ロジャース(ロッキーズ)が選出された。6年契約が発表されたばかりのアルバレスは自身初の受賞で、アストロズからは開幕週に選ばれたアレックス・ブレグマンに続いて今季2人目。ロジャースも初受賞であり、ロッキーズからの選出は昨年8月のC・J・クロン以来となった。

現在24歳のアルバレスは6試合に出場して打率.565(23打数13安打)、1二塁打、1三塁打、4本塁打、8打点、出塁率.630、長打率1.217、OPS1.847という猛打を披露。日本時間5月31日のアスレチックス戦では今季3度目のマルチ本塁打を記録し、キャリア最初の276試合で11度のマルチ本塁打はゲーリー・サンチェスに続いてメジャー史上2人目の快挙となった。また、日本時間6月6日のロイヤルズ戦では三塁打1本と本塁打1本を含む4打数3安打1打点の活躍を見せ、チームの勝利に貢献。現在7試合連続安打を記録しており、うち6試合でマルチ安打、うち2試合は3安打と絶好調だ。

現在25歳のロジャースは7試合に出場して打率.345(29打数10安打)、2二塁打、4本塁打、7打点、出塁率.424、長打率.828、OPS1.252の好成績をマーク。日本時間6月2日のダブルヘッダー第2試合では球団史上15人目(19度目)となる1試合3本塁打の大活躍を見せた。その試合3本目のアーチは延長10回のサヨナラ弾となり、サヨナラ弾を含む1試合3本塁打は2018年のエディ・ロサリオ以来の快挙。ナ・リーグに限れば2012年のジョーイ・ボットー以来だった。さらに、日本時間5月10日から6月3日にかけて自己最長の20試合連続安打をマーク。20試合以上の連続安打は球団史上9度目となった。

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