宮城県で6日から大雨 土砂災害や河川の増水などに警戒

低気圧の影響で宮城県内は6日から大雨となっていて、仙台管区気象台は土砂災害や川の増水などに警戒を呼びかけています。

仙台管区気象台によりますと、低気圧の影響で県内では6日から大雨となっていて、降り始めから7日午前9時までの雨量は女川で143ミリ、雄勝で141ミリ、加美で132ミリ、仙台で123.5ミリなどとなっています。

この雨の影響で、一時県内の広い範囲に土砂災害警情報が発表されました。

現在は角田市、丸森町、山元町で継続されています。

この影響で、名取市は土砂災害の危険が高まったとして館腰地区、高舘地区、愛島地区など7つの地区の1万5500世帯、4万1500人に避難指示を出しました。現在は解除されています。

また、石巻市の北上地区、雄勝地区、河北地区の5421世帯1万3062人には高齢者等避難情報が出されました。現在は北上地区のみで継続しています。

このほか、仙台市の秋保地区を除く太白区のにも高齢者等避難情報が発表されましたが、午前8時に解除されました。

JR東日本によりますと、東北線の仙台−白石間と仙山線の仙台−愛子間で速度を落として運転した影響で、午前9時現在で運休が出ているほか最大で50分程度の遅れが出います。

現在、県がけが人や被害の状況について情報収集を行っています。

仙台管区気象台は、土砂災害や川の増水などに警戒を呼びかけています。

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