竹内涼真主演「六本木クラス」が7月7日にスタート! 稲森いずみ、緒形直人、光石研ら実力派キャストも集結

竹内涼真が主演を務める、テレビ朝日系連続ドラマ「六本木クラス」(木曜午後9:00)のスタート日が7月7日に決定。放送まで1カ月と迫る中、稲森いずみ、緒形直人、光石研、中尾明慶、矢本悠馬、さとうほなみ、近藤公園、田中道子の出演も解禁され、より濃密な人間ドラマへの期待が高まる。

本作は、大ヒット韓国ドラマ「梨泰院クラス」を日韓共同プロジェクトでリメークする“ジャパン・オリジナル版”。物語の舞台は、東京・六本木で、原作は「梨泰院クラス」の漫画原作を日本の設定に置き換えて翻案された漫画「六本木クラス」だ。さらに、原作漫画の作者で、ドラマ「梨泰院クラス」の脚本も担当したチョ・グァンジン氏や演出を担当したキム・ソンユン監督をはじめ、ドラマを制作した「SLL」、原作漫画の版元である「カカオエンターテインメント」、その子会社で現在大ヒット中の「社内お見合い」を手掛けた「クロス・ピクチャーズ」という、錚々(そうそう)たるチームの協力の下、今回のドラマ制作が実現した。

主人公・宮部新(竹内)は巨大外食産業「長屋ホールディングス」の跡取り息子である長屋龍河(早乙女太一)が引き起こしたある事件により絶望の淵に立たされ、さらに、その事実を長屋ホールディングス会長・長屋茂(香川照之)が強大な権力を駆使して揉み消したことから、彼らに復讐(ふくしゅう)することが人生の目標となる。

飲食業界でのし上がることを心に決め、東京の大繁華街・六本木で居酒屋「二代目みやべ」をオープンして下剋上を目指す新。そこで出会う仲間たちとの青春群像劇やラブストーリーなど、色濃く紡がれる壮大な人間ドラマを、異例の全13話という大スケールで、原作の魅力を余すところなく描く。

稲森が演じるのは「長屋ホールディングス」を茂と共に創設した相川伊之助の娘で、常務の相川京子。本作への出演について、稲森は「役をいただいた時、すでに紡がれている魅力的な世界観に、新しく私が飛び込んでいける“ドキドキ”と“ワクワク”を感じました。長屋を愛し守るため、殺伐とした組織の中で戦う1人の女性の生き様を見ていただきたいと思います」とコメント。

また、龍河が引き起こした事件を担当する刑事・松下博嗣を演じる緒形は「配信当時、『梨泰院クラス』には魅了され、次回が待ち切れないほど、食い入るように見ていました。この刑事役を任されるのは、この上なくうれしいことです。この役ならではの難しさがありますが、一つ一つ丁寧に、父親としての思いや弱さなど、松下博嗣の心の動きを表現していきたいと思っています。竹内くんは、自然体で真っすぐな方ですね。感情表現が豊かで目線が強い。これから共に闘っていける時間を楽しみにしております」と期待。

そして、新を男手一つで育て、「信念を貫く」ことを教えた父・宮部信二を演じる光石は、「2020年、コロナ禍で俳優の仕事のはかなさを痛感していた最中、それを希望に変えてくれたのが『梨泰院クラス』でした。こんなドラマがやりたい。そしてなんと今年、そんなどハマりした作品が、日本でリメーク!! しかも、あの主人公のお父さん役をオファーしていただきました! こんな喜びはありません。現場では、竹内くんと新木(優子)さんのドラマへの情熱に引っ張られ、楽しくやっております。皆さん、ぜひご覧くださいませ!!」と呼びかけている。

新のよき仲間として共に奮闘する内山亮太を演じる中尾は「素晴らしいキャストの方々やチームワーク抜群のスタッフの皆さまと作り上げる日々がとにかく幸せです。新さんに救ってもらい、『二代目みやべ』で働くことになる元チンピラ“亮太”を演じます。僕自身も俳優という仕事にだいぶ救われて、今があると思っています(笑)。六本木という街で“亮太”という役に全力で向き合っていきたいと思います。この夏、必ずすてきな作品になりますので、『六本木クラス』をよろしくお願いいたします」と意気込みを語った。

新が長屋家と因縁の関係を築くことになる最初のきっかけとなった、同級生の桐野雄大を演じる矢本は「『梨泰院クラス』が大人気だったため、なかなかの重圧を感じながら撮影に挑んでおります。自分が演じる役も、イ・ダウィットさんの印象が強烈に残っていると思うので比較されるなどいろいろと感じることがあると思います。ただ同じ役を演じても人が違うと全く別のものになるという事を忘れないでください。『六本木クラス』という新しい作品として新鮮にフラットな目で見てほしいです。自分も桐野を演じるにあたり、ゼロから彼を作り、皆さまの前に立ちたいと思います」と役づくりに触れた。

ゲスの極み乙女。のドラマーとしてほな・いこかの名前で音楽活動をする一方で、女優としても注目を集めるさとうが演じるのは「二代目みやべ」の料理人として働く綾瀬りく。生まれた時の身体的性は男性、性自認は女性のトランスジェンダーの役に挑む、さとうは「今作のお話を伺った時は『すごいことをしようとしている!』と思いました。日本を舞台にした時にどうなるのか全然想像がつかなくて、だからこそ面白いなと。綾瀬りくという役は、もともと韓国版でもとても魅力を感じており、だからこそこの役で作品に携われることに喜びを感じております。竹内さんは撮影前のリハーサル時に全員が帰るまで場に残り、質問にも丁寧に答えてくださるなど、本当にリーダーだなと感じています。頼れるリーダーのもと、楽しませていただこうと思います」と意欲を見せる。

長屋茂の忠実な秘書・桜木幸雄を演じる近藤は「“あの”物語が、徳尾浩司さんによる疾走感あふれる素晴らしい脚色で、六本木を舞台に繰り広げられます。秘書・桜木としましては、茂会長の影として『忍』のように存在できればと思いながら、撮影に挑んでおります。一視聴者としても、主人公・新を巡る三角関係をソワッソワしながら見守る準備は、既に出来ています。7月まであと少し、どうぞ楽しみにお待ちください」と期待感をあおる。

さらに、新や楠木優香(新木)の行きつけのダイニングバー「Flecha verde」の店主・理沙ガルシア役の田中は「『六本木クラス』に出演することができ、感激で胸が躍るような毎日です。普段何げなく歩いている六本木という街を、ドラマでは豪華な俳優の先輩方と共に魅力的に見せることができたらいいなと思っております。理沙ガルシアは、私自身初めてとなるスペインと日本のハーフの役で、初めてのスペイン語にも挑戦しております。頭のネジが1、2本抜けているような女性ですが、体当たりで精進します。皆さま、ぜひご覧ください」と役どころを明かし、呼びかけている。

最強&最高の役者陣が集結した本作で、それぞれが絡み合った時にどんな化学反応を起こすのか? 竹内をはじめ、豪華キャスト陣が織り成す究極のエンターテインメントがもうすぐ幕を明ける。

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