西武・滝澤 12戦ぶり複数安打 5日のヤクルト戦 プロ野球セパ交流戦 復調し本拠地6連戦へ

 プロ野球(NPB)、埼玉西武ライオンズの滝澤夏央(18、関根学園高出)は交流戦2週目、相手チームに研究され打率は下がり、1軍初登場以来続けてきた先発出場は18戦で途切れたが、再び先発に戻った5日のヤクルト戦で12試合ぶりの複数安打をマークし、復調の気配をのぞかせた。

 甲子園球場で行われた阪神との3連戦は5月31日、8番・遊撃手で3打数無安打2三振1四球、1日、8番・遊撃手で2打数無安打1三振(途中交代)、2日、8番・遊撃手で2打数無安打1失策(途中交代)。

 神宮球場で行われたヤクルトとの3連戦は3日、8番・遊撃手で2打数1安打(途中交代)、4日は初めて先発から外れ、九回に代走で出場、5日は8番・遊撃手で先発に復帰し、3打数2安打1得点、三回に出塁してけん制を誘い、2番外崎修汰(29)の同点2ランを呼び込んだ。打率は2割5分9厘。

 7日からは本拠地のベルーナドームに戻り、巨人、広島との交流戦最後の6連戦。本拠地の応援を受け、5連敗中のチームとしても個人としても、乗っていきたい。

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