J1首位の横浜Mに頼れるブラジル人アタッカーが戻ってきた。負傷離脱していたFWエウベル(30)がこのほど全体練習に合流。7日のオンライン取材で「フィジカルも上がってきている。なるべく早く試合に出ることにフォーカスしたい」と意気込みを語った。
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグを終え、国内の再開初戦だった5月7日の名古屋戦で右内転筋を痛めて途中交代。「試合に出られない期間はすごく悔しかった」。チームは5月に4勝1分け1敗と勝ち点を着実に積み上げ、リーグ首位で中断期間に入った。
6月6日に国立競技場で行われた母国ブラジルと日本代表の親善試合は家族とテレビ観戦。「(ブラジルの)90%の選手はW杯に行くと思う。ベストに近いチーム」とし、「日本のレベルの高さを見てうれしいと思った」と感想を語った。
「自分のプレースタイルは仕掛けることなので、刺激になった。早くピッチに立って僕のサッカーを見せたい」とエウベル。リーグ戦は18日に再開。「首位は狙われる存在。伸ばせるところはどんどん伸ばし、マリノスのサッカーのクオリティーを維持すれば、1位はキープできる」と自信を見せた。