23年度の栃木県立高入試 特色選抜の定員割合2校3科で変更

栃木県教育委員会が入るビル

 栃木県教委は7日、2023年度県立高全日制課程の入試方法を発表した。入試を実施する58校114系・科のうち、一般選抜で調査書の評定よりも学力検査に比重を置くのは延べ58校109系・科で例年同様。

 評定の比重は「9対1」が8校8科、「8対2」が19校20科、「7対3」が11校17系・科、「6対4」が20校64科、「5対5」が3校5科。22校69科で集団面接を行うほか、馬頭高水産科のみ個人面接を実施する。

 特色選抜の定員の割合は「30%程度」が34校78系・科、「20%程度」が23校30科、「10%程度」が4校4科。宇都宮東高は100%、小山南高スポーツ科は50%程度とした。鹿沼南高食料生産科と環境緑地科、高根沢高普通科はいずれも20%から30%に引き上げた。宇都宮東高と栃木高では学校独自の学力試験を行う。

 全日制の特色選抜の面接などは23年2月8、9日、一般選抜の学力検査は同3月8日に実施する。

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