赤楚衛二、ゾンビ押し寄せても満面の笑み ”会社行かなくてOK”と人生謳歌 実写「ゾン100」制作決定

麻生羽呂原作、高田康太郎作画の漫画「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~」が、赤楚衛二主演でNetflix映画として制作され、2023年に全世界独占配信されることが発表された。

「ゾン100」は、街中にゾンビがあふれるという絶望的な状況を、ポジティブに生き生きとサバイブする主人公のアキラを描いたコメディホラー。「死んでいるように生きる」日々を過ごしていた、ブラック企業に勤める天道輝(アキラ)。ある朝、街はゾンビであふれ、見慣れた景色はすっかり荒廃していた。それを目にしたアキラは、「もう、今日から会社に行かなくてもいいんじゃね!?」と歓喜。持ち前のポジティブさで、「部屋の大掃除をする」など、「ゾンビになるまでにしたい100のこと」をリスト化し、ゾンビからの攻撃をかわしながらひとつずつ実現していく。やがてアキラは、さらに大きな夢を求めて仲間と旅立つ。

アキラを演じるのは、映画「チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」で主演を務めるなど、活躍を続ける赤楚衛二。監督は、WOWOWドラマ「アフロ田中」など数々の映画・ドラマを手がけてきた石田雄介が務める。

公開された場面写真では、必死な形相のアキラが、イヤホンで音楽を聞きながらたくさんのゾンビからママチャリで逃げる様子や、背後にゾンビが押し寄せているにも関わらず、会社へ行かなくても良いという喜びを抑えきれずに満面の笑みを浮かべる姿など、コミカルなシーンが捉えられている。

赤楚衛二ら関係者のコメントは以下の通り。

【コメント】

■赤楚衛二(天道輝役)
アキラは本当にポジティブな男で、何事にも真っ直ぐで全力でキラキラしているキャラクター。パニックものなのかなと思いきやすごく前向きな話だったので、新しい目線のゾンビ映画だなと思いました。全速力で追いかけられることはありましたが、ポジティブな気持ちで逃げるということが今までなかったので、それもまた新しい経験でした。
世界中のゾンビファンのみなさんにも楽しんでもらえると思います。また、笑って明るい気持ちにもなれるので、ゾンビが苦手という方にも見ていただきたいです。

■石田雄介監督
ゾンビ作品の主人公なのに、銃も弓矢も使わない。
唯一の武器は、底抜けなポジティブさ。
「やりたいこともできずに後悔するくらいなら、ゾンビに喰われた方がマシだ」
そんな主人公・アキラから私自身も元気をもらって、コロナ禍の中でも長期間の撮影を乗り切れたと思っています。
赤楚衛二さんはじめキャストとスタッフみんなでアイデアを持ち寄って、明るく痛快な、でも何が出てくるかわからない、びっくり箱のような日本産ゾンビ映画を作りました。
アキラと一緒に、笑いとスリルがつまった冒険を楽しんで頂きたいです!

■麻生羽呂(原作)
『ゾン100』ならではの楽しそうにリストを順番に消化していくシーンを実写で見るとすごく良さそうだと思っています。純粋に自分の作品のゾンビが動いているのが楽しみですね。一映画ファンのような気持ちで待っています。人生には期限が決まっているので、例えゾンビの世界にならなかったとしても1日でも早く動いた方が楽しい。やりたいことをやってくれたらいいなという気持ちで漫画を描いたので、映画でもそういうメッセージが伝わったら嬉しいです。

■高田康太郎(作画)
脚本を読んで、『この人がこの役を演じるのか!』という驚きがあって、実際に演じられているのをみると、予想をしていなかったキャラクターになっているので、本当にすごいなと思いました。非常にポップで明るい感じにできていると思いますので、みんなでワイワイ楽しんで頂けたらと思っています。

■高橋信一(エグゼクティブプロデューサー/Netflix コンテンツ・アクイジション部門マネージャー)
制作決定をした際の興奮を今でも覚えています。「日本発、これまでになかったゾンビ映画を作って世界を驚かそう!」という森井プロデューサーの熱量、次世代の才能あふれる石田監督と主演の赤楚さんの掛け合わせが、規格外のスケールでこのNetflix映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』として結実しました。ゾンビが蔓延る世界であっても明るく生きるアキラの冒険を通して、新たな映像表現と映像体験を観客のみなさまにお届けできることを楽しみしております。

■森井輝(プロデューサー/ROBOT)
他国作品の「ゾンビもの」は必ず毎年複数発表されています。世界的に定番化もしている「ゾンビもの」。日本人も嫌いではないはずなのに、世界に向けて制作された過去はなく…
そこで出会ったこの原作「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」。
恐怖あり、笑いあり、青春ありのこの作品を、満を持して日本から世界にお届けします。実写化にあたり、監督の石田さん、主演の赤楚さんという素晴らしいパートナーを得て、撮影で起きる化学反応は、毎日僕の想像を超えてくる、驚きの連続でした。
早く皆さんにお見せしたい!!どうぞお楽しみに!

【作品情報】
Netflix映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」
2023年、Netflixにて独占配信

© 合同会社シングルライン