【地図記号クイズ】脱炭素社会で増えている「◯車」!

旅好きの皆さんの中には、「1日中ずっと地図を眺めていられる」なんて言う人も多いかもしれません。遠い地の景色を思い描きながらの卓上トリップも素敵ですよね! そこでここでは、そんな地図好きさんのために「地図記号クイズ」を連載でお届けします。2万5千分の1の地形図には、全部で134種類の地図記号が設定されているそう。よく知っている記号から、「はじめて見たかも」なレア記号もあるかもしれませんね!

今日の地図記号は「風車」

棒の上にプロペラのようなものがついている形。どこかで見たことがあるでしょうか? 今日の地図記号の正解は「風車」でした。

風車は、発電を目的に設置され、特に高くそびえて、好目標となるものが地図に表示されています。

2006年に登場した比較的新しい地図記号ですが、これは初の公募デザインとして、全国の小中学生が考えたデザインから選ばれたものだそう。同じく「老人ホームの地図記号」も、応募デザインによるものです。

(C) Shutterstock.com

世界的な脱炭素実現の動きのなか、日本でも自然エネルギーの拡大が求められており、風車の設置基数は増加しています。

日本風力発電協会によると、2021年末において日本の風車の数は2,574基で、風力発電の累積導入量は458.1万kWだそうです。

番号:73

名称:風車

適用:1.風車1基の発電出力が概ね1000kW以上のものを表示する。2.記号下辺の中央を真位置に表示する。

参考:国土地理院 https://www.gsi.go.jp/top.html

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