EXILE松本さん、川崎市議会傍聴「緊張感あった」 市民文化大使の広報活動、今後も協力

議長席に座り、写真撮影に応じる松本さん=川崎市議会議場

 人気グループ「EXILE(エグザイル)」のメンバーで、川崎市市民文化大使を務める松本利夫さん(47)が8日、広報活動の一環で市議会第3回定例会本会議を傍聴した。さらなる広報活動への協力にも意欲を示し、「市議の人間的な魅力を伝えられれば面白い」と話した。

 この日の本会議は、2022年度一般会計補正予算案の採決が行われた。同予算案が付託された市議会総務常任委員会の議論について委員長報告した後、全会一致で可決した。

 わずか5分ほどで終わり、松本さんは「熱く議論するところを見たかった」と残念そうな様子だったが、「議会は緊張感があって、ずっと傍聴していたくなる雰囲気」と感想を口にした。

 傍聴後には、橋本勝議長や織田勝久副議長と面会。市議会の広報活動などの取り組みを聞いた松本さんは、ユーチューブでの本会議のライブ配信を提案し、「もっとアクセスしやすければ興味を持つ人も増える」と話した。

 市職員から、市議へのインタビューなどで協力を求められると、松本さんは「喜んで協力させていただきます」と応じた。

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