【速報】歩道にできた深さ3メートルの穴に男性が転落して軽傷 下水管破損が原因か

道路陥没の事故現場=川島町

 8日午後2時過ぎ、川島町上伊草の国道254号沿いの歩道の穴に、自転車で通りかかった川島町の80代男性が自転車ごと転落、男性は救急搬送されたが意識はあり、命に別条はない。

 東松山署によると同日午後2時ごろ、現場近くを通りかかった人が「道路に穴が開いている」と110番。警察官が現場に駆け付けたところ、穴に転落している男性を発見した。転落した詳しい状況は分かっていない。

 県下水道事業課などによると現場はアスファルト舗装された歩道で、穴の大きさは直径約1.5メートル、深さは約3メートル。歩道が陥没した現場近くにはマンホールがあり、地下には鋳鉄製で直径約50センチの下水道管が埋設されていたという。同課は下水道管の破損が陥没発生の原因と見て、詳細を調査している。

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