不気味な洋館、呪われた事件を演じる二人の女優 高橋洋監督ホラー映画「ザ・ミソジニー」公開決定

「霊的ボリシェヴィキ」などの高橋洋監督によるホラー映画「ザ・ミソジニー」が、9月9日より劇場公開されることが決まった。また、7月15日より開催される「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2022」でも先行公開される。

「霊的ボリシェヴィキ」は、不気味な洋館を舞台に、呪われた事件を演じる2人の女優が登場するホラー映画。女優で劇作家のナオミ(中原翔子)は、一夏借りた山荘にかつて自分の夫を略奪した女優ミズキ(河野知美)を呼び寄せ、芝居の稽古を始める。題材となるのは、ある謎めいた母親殺しの事件だった。マネージャーの大牟田(横井翔二郎)とともにやって来たミズキは、母親を殺した娘の役を演じるにつれ、事件が起きたのはこの屋敷ではないかと疑い始める。

監督を務めるのは、中田秀夫監督「女優霊」「リング」「リング2」の脚本を手掛け、「霊的ボリシェヴィキ」などの監督を務めた高橋洋。タイトルの「ミソジニー(misogyny)」は、一般的には「女性嫌悪」「女性蔑視」と訳される言葉。その根幹にあるのは、男性支配の秩序から女性が逸脱することへの強い抵抗や反発とされ、広い意味での偏見や性差別とは異なる。男性のみならず、女性にも見られる心的傾向と言われる。

【作品情報】
ザ・ミソジニー
2022年9月9日(金) シネマカリテほか全国順次ロードショー
(c)2022『ザ・ミソジニー』フィルムパートナーズ

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