「関西・大阪のこれからを担うユニーク企業特集」

2025年の「大阪・関西万博」の開催が迫る中、今後ますます発展していくであろう”大阪”

大阪らしいユニークな発想や、楽しい仕掛けで関西を盛り上げようと奮闘する企業にスポットを当てた企画です。

第6弾は、「株式会社夢ふぉと」をご紹介します。

株式会社夢ふぉと

大阪市中央区東心斎橋に会社を構える、卒アル制作会社「夢ふぉと」。

創業時は、個人で出版できるたった1冊の思い出アルバムの制作を行なっていたそう。

とある出会いから、過疎化した地域や離島での卒アル制作の誘いをうけ、以来、卒業・卒園アルバム制作を中心とした事業に変わっていったそうです。

卒アルというのは出版にかかる費用を生徒数で割るため、人数が少ない地域では卒アル制作を断念せざるを得ないこともあるんだとか…。

そんな時に、1冊から思い出アルバムを制作している夢ふぉとならできるのでは、と依頼が入ったのが全てのきっかけだそう。

今となっては小規模な学校だけでなく、多くの学校の卒アル制作を担う夢ふぉとですが、変わらず掲げているポリシーがあります。

「思い出で人の心の温度を1℃上げます」

創業者であり代表取締役の林さゆりさんが大切にしている理念です。

「世界一大きな思い出づくりの会社になりたいのでは無く、世界一人の心に深く寄り添うことのできる会社になりたい」と、思いのこもったアルバム作りを意識しているそうです。

今回は私が実際に足を運び、夢ふぉとの社員さんにお話を聞いてきました♡

夢ふぉとで取り扱っている事業をご紹介します。

夢ふぉと.com

アルバムという「モノ」を売るのではなく、温度のあるモノづくりにこだわり、1冊のアルバムとして感動をお届けする。

それが夢ふぉとの使命です。

卒業アルバムは、制作依頼者は学校、購入者は保護者、そして実際に手に取り見て楽しむのは生徒、という珍しいアイテム。

生徒数が多いほど、まんべんなく全ての生徒が写っているか？転校生や転入生には対応できているか？など、確認する工程も多く、学校の先生はとても大変です…。

アルバムのデザインや仕様は多様化していますが、実は多くの学校は「去年と同じでお願いします」という依頼内容だそう。

夢ふぉとでは、完成した卒アルを手に取りこれから先数十年、何度も見返す生徒にとって価値のある大切なモノになるよう、毎年学校へ提案をおこなっているそうです。

人気なのが、パーソナルページ。

卒業アルバムの中で、生徒ごとのパーソナルなページを挿入して製本できるサービスです。

全冊同じ内容であることが多い卒業アルバムですが、一冊ずつ内容の異なるページを本人や家族、近い人が作ることで、より思い出深く、個人的な想いがこもった一冊に仕上がります。

卒園アルバムならお子さんの成長記録や、パパママから大人になった我が子へのメッセージを贈るなど使い方は様々。

どんなページにしても、将来見返して両親からの愛情を感じられること間違いなしですね…♡

デザインが苦手な方でも、付属のパーソナルページ用テンプレートでスムーズに制作可能♩

もちろんテンプレートを使わずに白紙からパズル感覚でデザインすることもできます。

"みんな同じ"が当たり前の卒アルの時代はもう古いんですね…！

私もパーソナルページが欲しかったなぁと羨ましくなりました(´ー｀)

卒園アルバム.com

「卒園アルバム.com」は、夢ふぉとが運営する卒園アルバム専門制作サイトです。

 高校 < 中学校 < 小学校 < 幼稚園・保育園

と、全国に一番数が多い幼稚園や保育園は、その分生徒が各園にバラけているため、生徒数は少なめです。

そのため、学校のように卒園アルバムを依頼制作する園は少ないそう。

ほとんどの園では、先生が手作りで写真を貼りアルバムを制作したり、有志の保護者が集まり写真を集めアルバム制作会社に依頼をしているんだとか。

卒園アルバム.comは、そんな保護者や先生が簡単にオリジナルの卒園アルバムを制作できる、撮影アルバム制作サイトです。

2006年にドメイン取得をし、サイトをリリースしました。

その使いやすさからかなり人気で、全国の幼稚園・保育園から毎年5万冊以上の依頼が入っているそう！

ママの口コミで、人気のかわいいデザインは毎年新作を追加しています！

初めて卒園アルバムを作る方も、不安のある方も安心のサービスです。

中でもかなりの人気を誇るのが、「将来の夢」というページ。

子供たちの笑顔が将来の夢の制服にピタッとはまった、とってもキュートなページです。

この制服デザインは、夢ふぉとのデザイナーさんが紙粘土で作っているそうなので、テンプレにない職業でも対応可能♡

この見本ページにもあるヒーローやお殿様など、園児らしいユニークな夢に思わず微笑んでしまいます(^_-)-☆

あまりの人気に、この絵を額に入れ卒園記念品として渡すサービスもスタート。

記念品の場合は、子供たちがそれぞれ将来の夢について語る音声付きだそうです！