レイズ大勝 モリーナは今季2度目の登板でメジャー初奪三振を記録

【カージナルス3-11レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズはランディ・アロザレーナが古巣相手に3安打4打点の活躍を見せるなど、打線が18安打11得点とカージナルス投手陣を攻略。明日の最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決めた。レイズ先発のコリー・クルーバーは6回途中6安打3失点で3勝目(2敗)をマーク。カージナルスは投手陣が総崩れとなり、先発のパッキー・ノートンが2回途中5安打4失点で2敗目(0勝)を喫した。

レイズは初回に3本のタイムリー二塁打で3点を先制。2回裏にもハロルド・ラミレスがタイムリー二塁打を放ち、リードを4点に広げた。3回裏に1点を追加したあと、4回表にタイラー・オニールの3号ソロで1点、6回表にオニールのタイムリーで2点を返されたが、6回裏にビダル・ブルハーンのタイムリー内野安打などで3点を追加。7回裏には崔志萬(チェ・ジマン)とアロザレーナのタイムリーでさらに3点を追加してダメ押しした。

カージナルスは4人の投手が7回までに大量11点を失う展開となり、8点ビハインドの8回裏には敗戦処理として名捕手ヤディアー・モリーナを投入。今季2度目の登板となったモリーナは2安打を浴びたものの、1イニングを無失点に抑えて防御率を36.00から18.00へ向上させた。また、無死1塁からアイザック・パレイデスを空振り三振に仕留め、メジャー初奪三振を記録。49マイルと51マイルのカーブで追い込んだあと、決め球は76マイルの速球(公式記録ではチェンジアップ)だった。

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