ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)は、社会福祉法人三豊市社会福祉協議会(以下、市社協)へ福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」のシステム等の提供を開始した。6月6日付のプレスリリースで明かしている。
ダイハツは、2019年10月に香川県三豊市と連携協定を締結し、従来各施設が個別に実施してきた送迎業務を地域で取りまとめ共同運行を目指す取り組みについて検討を開始した。2020年11月には、市社協とも連携した体制で実証事業を実施し、共同送迎サービスのうれしさについて検証を進めてきた。2021年11月からはプレ運行を実施し、運営体制の最終確認を行っている。
今回運行を開始するサービスは、各通所介護施設がそれぞれ単独で行っている送迎業務を市社協が運営主体となり集約、共同送迎の運行については地域のタクシー会社に委託した体制で実施する。
なお、ダイハツが福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」の提供を行うのはこれが初めてとなり、今後は全国の自治体へ展開を目指す。さらに、グループスローガン“Light you up”のもと、ユーザーの生活を豊かにするモビリティ社会の実現を目指して、「モノづくり」と「コトづくり」の両輪で取り組むと述べている。
ダイハツ、福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」を22年春から提供へ
ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)は、地域の高齢者の移動や暮らしを支援する「福祉介護・共同送迎サービス『ゴイッショ』」を2022年春に提供する。10月21日付のプレスリリースで明かした。同社は、2018年より「らくぴた送迎」を提供し、介護施設が個別で実施している送迎業務の効率化をサポート...
