霧がかるくじゅう連山。山肌をそっとピンクに染めているのは、ミヤマキリシマです。ミヤマキリシマは九州各地の高原に自生するツツジの一種で、くじゅう連山の多くの山でいま見ごろを迎えています。毎年、県内外から登山客が訪れます。
福岡県からの登山客
「毎年ミヤマキリシマに会いに来ています」「非日常ですよね」
記者もミヤマキリシマを一目見ようと、牧ノ戸峠からおよそ2時間山登り。今年は虫の被害が確認され、例年に比べると花が少ないそうですが、鮮やかなピンクはそのままに、山々を彩っていました。
熊本県からの登山客
「きれいでした。時期が遅かったかなと思いつつ見られたのでよかった」
福岡県からの登山客
「毎年ここに来てね、みんなが元気なことを確認し合うんです。今年もここに来られて良かったねって」
来週いっぱいまで楽しめそうだということです。