新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で9日、新たに2人の死亡と、10歳未満～90歳代の男女699人の感染が確認された。
横浜市は同市中区の90代女性が死亡したと発表した。女性は5月17日に発熱し、20日に市内の病院で検査して陽性と分かり、入院。6月6日に新型コロナで亡くなった。
県は南足柄市の80代男性が死亡したと発表した。男性はクラスター（感染者集団）が発生した県小田原保健福祉事務所管内の病院に入院しており、5月31日に陽性が判明。6月6日にコロナによる肺炎で亡くなった。
横浜市内では、職員4人を含む計5人の陽性が判明した通所介護施設と、職員4人を含む計7人の陽性が判明した西横浜国際総合病院（同市戸塚区）の2施設で新たなクラスターが発生した。
このほか、県は新たに29人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は2万6688人になった。
