深海千メートルにプラごみ確認 中国製も、海洋機構が潜水調査

海洋研究開発機構の有人潜水調査船「しんかい6500」は9日までに、相模湾の水深約750メートルの海底に多数のプラスチックごみが堆積しているのを確認した。中国製とみられるバケツが含まれていることも判明。中国など東アジア地域からプラごみが大量に海に流れ込んでいるとみられ、黒潮で日本近海に運ばれて沈んだ可能性がある。海洋機構はごみの種類や分布などを詳しく調べ、生態系への影響や海底の汚染状況の解明を目指す。

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