【広島雑学】まるで野生にいるような感覚に!ライオン舎に施されている工夫とは?

知ってるようで知らない「へぇ~」と思わず言いたくなる広島の雑学をクイズに!題して「広島へぇ~じゃん」!

今回はみんな大好き!「安佐動物公園」にまつわる雑学を紹介します!

前回の広島雑学:【広島雑学】安佐動物公園だけでしか見られない!アフリカビッグ5とは?

130種の動物が暮らしている、広島で初めてできた本格的な動物園。入ってすぐの「ヒヒ山」は有名ですよね!

安佐動物公園の梅田さんにヒヒ山にまつわる雑学を教えてもらいましたよ!

梅田さん「このヒヒ山は安佐動物公園のシンボルです。そしてこのヒヒ山、実は国内に2か所しかないんです!」

国内でヒヒ山があるのは安佐動物公園と静岡県の「伊豆アニマルキングダム」の2か所だけなんだそうですよ。早速「へぇ~」となる雑学をいただきました!

まだまだ、安佐動物公園の雑学はあるようで・・・

梅田さん「安佐動物公園は見ている人も野生の生息地にいる感覚になれるように、展示の多くが無柵放養方式を取り入れています。柵の代わりにモートという空堀を使って展示しているんです!」

これまた知りませんでした!来園者の目線をさえぎらないように空堀を使って動物を展示しているんです。そうすることで柵を少なくし、まるで野生にいるような感覚になれるんだそうです。

梅田さんにはさらに注目してほしいところがあるそうです!

梅田さん「こちらはライオンの展示です。段になっています。この段には意味があるのですが、なんだと思いますか?」

さて、ここで問題!ライオン舎にも空堀が使われているのですが、注目してほしいのがこちらの段。この段にはとても重要な意味があるんですが、それは一体なんでしょう?

梅田さん「答えは「堀を飛び越えないようにするため」です。ライオンのジャンプ力はおよそ4m。堀を越えるのに必要な助走をさせないために段をつけています。」

ということで正解は「堀を飛び越えないようにするため」でした!ライオンはピューマ・トラに次ぐジャンプ力があるといわれています。このように段をつけておかないと助走をつけてジャンプして飛び越えてしまう可能性があるんです。

また、より間近に見られるよう強化ガラスを使った展示も行われています。至近距離で感じられる百獣の王の迫力にはびっくり!

安佐動物公園の展示「へぇ~じゃん」認定です!

広島ホームテレビ『5up!』(2022年6月8日放送)
広島へぇ~じゃん

ひろしまリード編集部
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