Teradek、「Serv Micro」発表。HDMI専用のワイヤレスビデオトランスミッターシステム[CineGear2022]

Teradekは、HDMI専用のワイヤレスビデオおよびプロダクションストリーミングソリューションの「Serv Micro」を発表した。2022年6月9日から11日まで開催している「Cine Gear Expo 2022」(ブースNo.565)でServ Microのデモンストレーションが行われる。

Creative SolutionsのCine担当GM、Greg Smokler氏は次のようにコメントしてる。

Greg Smokler氏:Serv Microは、Wi-Fiベースのワイヤレスビデオとオフセットストリーミングのセットアップを統合し、制作予算の規模に関わらずリアルタイムにコラボレーションを実現する、最も身近なServ製品です。使いやすいクラウドワークフローと共有・閲覧のためのシンプルなツールにより、コラボレーションはかつてないほどシンプルになりました。

Serv Microは、インターネット接続の有無に関わらず動作するWi-Fiベースのワイヤレスビデオトランスミッターシステムで、最大10台のローカルデバイスのストリームをサポートするローカルソリューションと、世界中のどこでも無制限にデバイスでライブカメラ映像を管理・共有するクラウド対応のソリューションだ。

Teradekのアプリ「VUER」を使用し、iOS、Android、PC、MacOSに対応したローカルネットワーク上で最大10台のデバイスがストリーミング可能。無制限のデバイスは、クラウドストリーミングプラットフォーム「Teradek Core」を介して、ライブストリーミングとインスタントレコーディングにアクセスできる。インターネット接続が失われた場合、録画はSDカードに保存され、接続が回復した時点で安全にアップロードされる。ストリームはMacOS、iOS、Android、ウェブブラウザに対応している。

Serv Microは、HDMI入力とループスルー、イーサネットと無線LAN接続、AUXオーディオ入力、セルラーボンディングオプションに簡単に接続可能なUSB Type-A接続、内蔵Lシリーズバッテリープレートも装備している。

Creative SolutionsのCine担当Product ManagerであるColin McDonald氏は次のようにコメントしている。

Colin McDonald氏:Serv Microは、CoreやVUERのような直感的なツールと強力なプラットフォームにより、高品質のカメラ映像と迅速かつ容易なプレイバックを提供できるように構築されています。クリエイティブ関係者がどこにいても、制作のあらゆる段階でコンテンツを可視化できる、オールインワンの統合ソリューションです。

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