園児ら4人はねた岡山・総社市の事故 被告に禁錮3年 地裁倉敷支部判決【岡山・総社市】

2021年11月、岡山県総社市内の国道で幼稚園児ら4人が車にはねられ2人が重体となった事故で、過失運転致傷の罪に問われた男に対し6月9日、禁錮3年の判決が言い渡されました。
判決を受けたのは新見市井倉の無職・林田覚被告(65)。林田被告は21年11月4日、総社市総社の国道180号の交差点に赤信号を無視して乗用車で進入。横断歩道を渡っていた幼稚園児2人と保護者の女性2人をはね、1週間から半年以上のけがをさせたとして過失運転致傷の罪に問われていました。
判決公判で岡山地裁倉敷支部の横澤慶太裁判官は「十分な休息を取らずに眠気のある状態で運転を続け、2人に回復の見通しが立たない後遺症を負わせたことは極めて深刻だ」として、禁錮4年6カ月の求刑に対し、禁錮3年の判決を言い渡しました。

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