ウエスタン阪神―広島 入場券発売 倉敷で7月29日 3年ぶり公式戦

プロ野球ウエスタン・リーグ公式戦「阪神―広島」の前売り券を買い求めるファンら=山陽新聞社さん太ホール

 倉敷市のマスカットスタジアムで7月29日にあるプロ野球ウエスタン・リーグ公式戦「ダイワハウススペシャル 阪神―広島」(阪神タイガース、山陽新聞社主催)の前売り入場券の販売が10日、岡山市内のプレイガイドなどで始まった。同スタジアムでのファーム(2軍)公式戦は3年ぶりの開催となる。

 山陽新聞社さん太ホール(同市北区柳町)には午前9時の販売開始前からファンが列をつくり、中には深夜から並んだ人も。虎党の女性(57)=岡山県里庄町=は「新型コロナ禍で県外に観戦に行けず、待ち焦がれていた。入団前から注目している(大阪・履正社高出3年目の)井上広大選手の活躍を見たい」と話した。

 平田勝男監督率いる阪神は昨年同リーグを制し、ファーム日本選手権も優勝。井上や同期の遠藤成ら若手が1軍昇格に向けアピールを続け、ルーキーではドラフト1位右腕の森木大智(高知高出)、智弁学園高出のスラッガー前川右京の出番も期待される。対する広島も昨季1軍で活躍した高卒4年目の林晃汰や3年目韮沢雄也ら有望株は多い。

 試合開始は午後6時。前売り券は山陽新聞社サービスセンターや岡山市内の主なプレイガイド、山陽新聞販売所(取り寄せ)、コンビニエンスストアなどで販売する。問い合わせは山陽新聞社事業本部(086―803―8015)。

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