生田斗真が源仲章役で「鎌倉殿の13人」に出演。主演・小栗旬は「本当に素晴らしい座頭。キュンです。シュンです」

生田斗真が、NHK総合ほかで放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8:00ほか)に出演することが分かった。

三谷幸喜が脚本を担当する本作は、源頼朝(大泉洋)の妻となる北条政子(小池栄子)の弟・北条義時(小栗旬)を主人公に、地方の豪族から頼朝の第一の側近となった義時が、その後いかにして頂点にのぼりつめたのかを、鎌倉幕府を支えた武士たちの姿を絡めて描くもの。

生田は、後鳥羽上皇(尾上松也)の側近で、義時と上皇の間で暗躍する源仲章役を務める。

生田は「今回私が演じます源仲章は、後鳥羽上皇に仕えながらも、源実朝の教育係として、幕府にも出入りしており、スパイのような役回りをしていたのではないかといわれる人物です。いまだ謎に満ちた人物ではあるのですが、思い切って、大胆に演じたいと思います」と意欲を燃やす。

「軍師官兵衛」(2014年)、「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(19年)に続いて、大河ドラマには3度目の出演となるが、「『いだてん』では、スウェーデンでの長期ロケがありまして、非常に思い出深いです。日本人スタッフとスウェーデン人スタッフが本当に仲がよく、みんなで打ち上がった夜は忘れられない素晴らしい思い出です。中村勘九郎さん、竹野内豊さんと遊園地に行ったこともありました!」とエピソードを明かす。

そして、主演の小栗とは久しぶりの共演。「キャスト・スタッフの皆さんをいつも大切にしていて、本当に素晴らしい座頭です。ただ、私の長ゼリフを丸々覚えてきて『間違えたらすぐ指摘してやろうて思って』と笑う彼は、20代の頃のイタズラ小僧の顔をしておりました。そんなところもすてきです。キュンです。シュンです」とその魅力を語っている。

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