2023年からWEC世界耐久選手権のハイパーカークラスにデビューする予定のフェラーリは、2022年のル・マン24時間決勝前日となる6月10日、その新型ル・マン・ハイパーカー（LMH）のティザー画像を初めて公開した。
フェラーリによれば、このLMH車両は「今後数週間」のうちにトラックテストを開始する予定だという。
公表されたレンダリング・イメージではノーズの一部しか見ることができないが、発表された短い声明によれば、この車両では、フェラーリの展開する市販車のスタイリング的特徴への「強いデザインの関連性」が表現されているという。
フェラーリのGTレース部門の責任者であるアントネッロ・コレッタは以前、2022年7月にフィオラノでのロールアウト（シェイクダウン）を予定していることを明らかにしていた。
現在、フェラーリのGT車両でワークスドライバーを務めているジェームス・カラド、アレッサンドロ・ピエール・グイディ、アレッシオ・ロベラ、ダビデ・リゴンは最近、フェラーリのLMHの準備の一環として、AFコルセが走らせるLMP2のオレカ07・ギブソンをテストしている。
