横須賀、藤沢市などの偽サイト確認 ウイルス感染の恐れも

横須賀市役所

 横須賀市は10日、市公式サイトの偽サイトが確認されたと発表した。特定の検索エンジンを使うと本物そっくりのサイトが表示されるという。同様の偽サイトは藤沢市や長野市、徳島市も確認されており、ウイルスに感染する恐れもあるとして、各自治体ではアクセスしないよう訴えている。

 関係者によると検索エンジンは「Bing」。横須賀市は9日夕、県警サイバーセキュリティ対策本部から通知があり、把握した。URLが一部異なるが、デザインや内容は酷似しており、本物をコピーしたとみられる。対策を関係機関と協議中という。

 藤沢市も同日午前、市民からの指摘で把握。市ホームページで注意を呼びかけた一方、検索エンジンの運営会社に偽サイトが表示されないように要請、庁舎内から偽サイトにアクセスできないようにした。

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