宜野湾「市民広場」にスケボー場 年内利用開始を目指す 米提供施設内

 【宜野湾】宜野湾市が米軍普天間飛行場の敷地内にスケートボード場の設置を計画していることが8日までに分かった。市議会6月定例会の補正予算に3282万円を計上しており、承認されれば、年内の供用開始を目指している。設置場所は米軍の裁量により市が長年利用している通称「市民広場」で、市によると、すでに米軍から了承を得ている。

 スケボー場の設置は、市内の中学校や市議会での要請を受けたもの。市が整備したスケボー場は現在、いこいの市民パーク1カ所のみで、充実した環境整備を求める声が上がっていた。

 規模などは未定で、議会での承認を受け次第、具体的に進める。

 このほか、宜野湾海浜公園の整備に伴い、同施設内にも2024年以降にスケボー場の設置を検討している。

(新垣若菜)

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