ゆっくり（ゆっくり）

「ゆっくり」（ゆっくり）とは、配信動画ジャンル・カテゴリーの一種。2022年5月15日、「東方Project」と関係ない第三者が「ゆっくり茶番劇」の商標登録を発表しSNSを中心に批判の声が上がる事態に。

意味

「ゆっくり」（ゆっくり）とは、配信動画ジャンル・カテゴリーの一種。

同人サークル「上海アリス幻樂団」が制作したゲームなどの著作物「東方Project」に登場する「博麗霊夢（はくれい・れいむ）」と「霧雨魔理沙（きりさめ・まりさ）」をデフォルメしたキャラクター（これらが「ゆっくり」と呼ばれる）が、掛け合いをしながら解説や実況を行う。

「ゆっくり魔理沙」「ゆっくり霊夢」 のAAも

そもそもは「ゆっくり茶番劇」と呼ばれ、派生動画として「ゆっくり動画」「ゆっくり解説」「ゆっくり実況」などの動画が派生していき、やがてインターネット掲示板やSNSなどの書き込みで登場した２キャラクターが「ゆっくりしていってね！！！」とのセリフを口にするようになった時期から、「ゆっくり」と略されるようになった。

また、霊夢と魔理沙をアスキーアート化したものなども存在し、こちらは「生首」や「饅頭」と呼ばれることも。

ゆっくり茶番劇商標登録事件とは？

2022年5月15日、「東方Project」とは無関係の第三者が「ゆっくり茶番劇」の商標登録を発表し行使。発表の時点で異議申し立て期間を過ぎていることなども含めインターネット上では批判の声が上がり、Twitterでは関連ワードがトレンドにも登場する事態に。

2022年6月1日、先の商標の抹消登録申請について特許庁が受理・登録したと公表。

また、流行の源となった「ニコニコ動画」を運営するドワンゴが「ゆっくり実況」「ゆっくり解説」「ゆっくり劇場」を商標出願したと発表した。

さらに詳しい経緯は、こちらの関連記事で。

■「ゆっくり茶番劇」商標問題を、ドワンゴ視点の時系列で振り返ってみる（ニコニコ代表：栗田氏の寄稿）

「ゆっくり茶番劇」商標問題を、ドワンゴ視点の時系列でふりかってみる（ニコニコ代表：栗田氏の寄稿）

2022年5月15日から約2週間にわたって世の中を騒がせた「ゆっくり茶番劇」商標問題。

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