EXITのツイートをライティングのプロが生添削!まさかの採点に仰天?

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」が、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より生放送している。

2022年6月9日(木)夜9時からの放送は、番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITが自身のYouTubeチャンネルで公開し、話題を呼んでいる「EXITが好きになりかけた有名人ランキング」の話題からスタート。進行のテレビ朝日の平石直之アナウンサーが「りんたろー。さんにとっての1位がこのスタジオにいらっしゃいます!」と紹介し、NPO法人・あなたのいばしょ理事長の大空幸星さんが登場した。
1位に選んだ理由について、りんたろー。は「大空さんは、自身の活動について『あなたの力になりたいが、なれたかどうかはわからない。力にならないこともある』と言っていて、“救う”じゃなくて、“寄り添う”ところが素敵と思った。達観しているので、眩しくなくて良い」と彼の人柄と魅力をアピール。相方の兼近大樹は「りんたろー。さんは、『ABEMA Prime』で初めて大空さんに会った後、さらに他番組で取材を重ねて、一気に“推し”になったらしい。『大空しか勝たん』って言ってますよ!」とりんたろー。の新たな“推し”の出現を証言した。大空さんは「私以外で、ランキングに登場した人たちは、有名な方ばかりだったからビックリした。あれから変に意識してしまって、2人の番組を全部チェックしてます(笑)」と照れくさそうに語った。

■秋葉原通り魔事件から14年、兼近「加害者の攻撃性が他者に向かった背景を知ることが重要」

番組では、事件から14年が経った秋葉原通り魔事件を取り上げ、犯行に至った背景として語られていた雇用問題や親子関係、孤独、ネット社会などの問題について、社会は変わったのか?を加藤智大死刑囚の元同僚をゲストに考えた。

りんたろー。は「僕たちはこの事件から変わることができたのかな?と疑問に思う。このような事件が起きたときに、1つの視点ではなくて、いろんな角度から物事を見ることが必要だと思う」とコメント。兼近は「いわゆる“無敵の人”と呼ばれるような失うものがない状況の人は、『何か残したい』『なぜ自分は何もできないんだ』と常に考えていて、その憤りが他者に向くか、自分に向くかの、どちらかになってしまっているように見える。この事件の加害者が秘めていた攻撃的な感情が他者に向かう前に、周囲がどうして気付けなかったのだろう?とその根本にある原因を考えることが大事」と語り、「今日の特集テーマのように、どのように加害者の人格が形成されてこういう事件に至ったのか、背景に目を向けることが重要」と話した。

■EXITのツイートをライティングのプロが生添削!まさかの採点に仰天? りんたろー。の言葉はなぜ刺さる?「僕が意識したのはリズム。わざと文章を足したりした」

さらに、番組では、あるアンケート調査で「自分の文章力に自信がない」と回答した人が6割を超えることを紹介した。
文章を書くことについて、りんたろー。は「しっかり考えてから書くことができるので、伝えるツールとしては文章の方がいい。僕は自分の思いをうまく喋ることができないので、喋るセミナーとか通いたいですね」と売れっ子らしからぬ心境を明かした。小説『むき出し』を昨年刊行し、作家としても活躍する兼近は「文章を書くことを学んだことがないので、うまいかどうかはわかっていない。ただ、“面白く”や“誰に伝えるか”を考えるようにしている。例えば、TwitterとInstagramでは見ている層が違うので、書き方を変えている」と話した。

番組では、EXITが「アベプラと私」をテーマに、Twitterにならい140文字の作文を披露した。これまでに9000人が受講したライティングゼミを主催する天狼院書店店主の三浦崇典さんがこれを生添削した。りんたろー。は自身の文章について「僕が意識したのはリズム。読んだときのリズムを考えて、わざと文章を足したりした」と得意げに解説。一方で、兼近は自身の作品を「ポイントなんてない!“それっぽいこと”を書きました」と笑い交じりに解説した。2人の文章を読んだ三浦さんは「正直に言って、ほぼ直すところがない。お笑いの経験で伝えることを意識しているからかもしれない。りんたろー。さんはもっとボケてくれるのかな?と思ったんだけど、真面目だなって(笑)。兼近さんはオチをちゃんとつけているので、直すところが全くない」と称賛した。

りんたろー。のまるで詩のような作品と兼近の“らしさ”あふれる自由な作品は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要
放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時 ※生放送
放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル
(C)AbemaTV,Inc.

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