ユナイテッドが「ポグバの後釜にするかもしれない7名」

今夏契約満了の為にポール・ポグバが退団することになったマンチェスター・ユナイテッド。フアン・マタらもチームを離れ、中盤の補強は急務となっている。

『Planet Football』から今回は「マンチェスター・ユナイテッドがポール・ポグバの代わりに契約できる7名の選手たち」をご紹介する。

フレンキー・デ・ヨング

所属クラブ:バルセロナ

予想される移籍金:7000万ポンド(およそ116.21億円)

かつてエリック・テン・ハフ監督の下でアヤックスの中心選手だったフレンキー・デ・ヨング。2019年にバルセロナへと移籍して活躍をしているが、今夏はクラブの経済的な問題によって放出の対象となっている。

彼はマンチェスター・ユナイテッドへの移籍に対してまだ確信を持てていないとも伝えられているが、クラブ側はなんと週給35万ポンドという巨額の契約を準備しているとも。

エンゴロ・カンテ

所属クラブ:チェルシー

予想される移籍金:5000万ポンド(およそ83.01億円)

ポール・ポグバがクラブを去るとなって、意外にもメディアで名前が出てきたのが同じフランス代表のエンゴロ・カンテだった。タイプは全く違うが、確かに獲得が可能ならば…。

2016年にチェルシーへとやってきた彼は、レスター時代の活躍以上のものをスタンフォード・ブリッジで見せ、世界最高の選手の一人としての評価を確固たるものにした。

クラブとの契約が来年満了を迎えることもあり、マンチェスター・ユナイテッドは獲得の候補リストにカンテの名前を入れているようだが…。

デクラン・ライス

所属クラブ:ウェストハム

予想される移籍金:1億5000万ポンド(およそ249.03億円)

プレミアリーグで最も傑出したセントラル・ミッドフィルダー。ウェストハムの魂となっている選手であり、クラブはなんと1億5000万ポンドというとてつもない価格を設定したという。マーク・ノーブルの後継者として、長くクラブに残ってほしいという思いがあるようだ。

ピッチを縦横無尽に動き、ボックス・トゥ・ボックスでプレーできるデクラン・ライス。プレミアリーグのどんなチームでも欲しい選手である。

マンチェスター・ユナイテッドは長く彼の獲得に向かっているというクラブの一つであるが、法外な価格によってなかなか手が出しにくい存在となっている。

ルーベン・ネヴェス

所属クラブ:ウォルヴァーハンプトン

予想される移籍金:5000万ポンド(およそ83.01億円)

FCポルトで10代の天才MFとしてデビューし、それからウォルヴァーハンプトンへと移籍。イングランドで5シーズンを戦い、プレミアリーグでも屈指のボランチとして評価されるようになった。

かつてオレ・グンナー・スールシャールが監督を務めていたころ、マンチェスター・ユナイテッドは彼を獲得するために3500万ポンドの入札を行い、断られていたとのこと。

エネルギッシュでボールを配給できる彼はまだ25歳。マンチェスター・ユナイテッドは5000万ポンドほどの入札で獲得が可能だそうだが…フレンキー・デ・ヨングの去就次第だろう。

セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ

所属クラブ:ラツィオ

予想される移籍金:5000万ポンド(およそ83.01億円)

セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチは、長くイタリア・セリエAのスタープレーヤーになっている選手だ。ジョゼ・モウリーニョが率いていた時代のマンチェスター・ユナイテッドへの移籍に近づいていたとされる。

190cmという大柄な体格を持ちながらも素晴らしいエネルギーを持ち、地上戦と空中戦の両面で強力なデュエルを行うことができ、さらに足元の技術や攻撃センスにも優れている。

年齢も重ねたために価格もおよそ5000万ポンドまで下がっていると伝えられており、ユナイテッドが再び獲得に向かっているという。

カルヴィン・フィリップス

所属クラブ:リーズ

リーズ・ユナイテッドでマルセロ・ビエルサ監督の薫陶を受けたカルヴィン・フィリップス。今やイングランド代表の中心選手でもあり、マンチェスター・シティがフェルナンジーニョの後釜に狙っているという噂も。

非常に豊かなエネルギーとインテンシティの高さを備えているセントラルMFであり、フレッジやスコット・マクトミネイのアップグレードになるという評価もある。

ただ、マンチェスター・ユナイテッドとリーズの関係があまり良くないこともあり、その点であまり話は進んでいないとか…。

ジェームズ・ガーナー

所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド(※ノッティンガムにローン中)

もしかしたら、このリストの誰でもなく、アカデミー出身のジェームズ・ガーナーを呼び戻すという選択肢の可能性もあるかもしれない。

これまでワトフォード、ノッティンガム・フォレストに貸し出されていた危険を持っており、今季は2部で41試合に出場するなど大活躍。クラブのプレミアリーグ昇格に大きく貢献した。

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『NEXTマイケル・キャリック』と呼ばれた21歳の彼は、ジョゼ・モウリーニョ監督にその才能を絶賛された選手。来季もノッティンガムに貸し出される可能性が高いとも言われるが、あるいはマンチェスター・ユナイテッドが残さなければならない状況になる可能性も…。

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