2022年の梅雨明けいつ? 梅雨入りは…平年時期と比較 北陸地方や近畿、東海、関東甲信、東北など全国一覧 気象庁

北陸地方の梅雨入りが発表され、小雨の中を歩く人たち=2021年6月18日、福井県福井市大手2丁目

 気象庁は6月29日、東北南部が梅雨明けしたとみられると発表した。統計のある1951年以降で最も早く、期間は最も短い。これまでに沖縄地方が同20日に、鹿児島県の奄美地方は同22日、九州南部、東海、関東甲信が27日に、北陸と九州北部、四国、中国、近畿は28日に梅雨明けしており、残るは梅雨のない北海道を除き東北北部だけとなった。全国各地の梅雨入り、梅雨明けの平年時期をまとめた。⇒北陸、近畿、中国、四国、九州北部が梅雨明け

 2022年の梅雨入りは沖縄が5月4日ごろ、奄美が同11日ごろ、関東甲信は6月6日ごろ。中国や近畿、東北など、そのほかの地域は6月11日から15日にかけて順次梅雨入りした。

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 福井県を含む北陸の梅雨入りは6月24日で平年より3日遅く、2021年より1日遅かった。梅雨明けは平年7月23日ごろで、2021年が7月14日。九州北部や四国、中国、近畿を含め、いずれも統計開始以降で最も早く、最も短い梅雨となった。

 最も遅いのは東北北部で、平年は7月28日ごろに梅雨明けとなっている。

梅雨入り、梅雨明け時期(速報値)

平年の梅雨明け時期、2021年の記録

平年の梅雨入り時期、2021年の記録

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