日本維新の会副代表の吉村洋文（よしむらひろふみ）大阪府知事は11日、参院選栃木選挙区（改選数1）と比例代表に擁立する新人2人の応援で来県し、JR宇都宮駅西口で街頭演説した。「増税せず身を切る改革で財源を生み出し、子どもや孫などの次世代に投資する政治をさせてほしい」と訴えた。
吉村氏は大阪では維新の議員や首長が給与を減らすなどして財源を確保し、幼児教育や給食費の無償化を実現したと主張。自民党に対して「特定の業界団体にお金を回している」、立憲民主党には「何でも反対ばかりだ」と批判した上で「改革勢力を国会に送り出してほしい」と支持を呼びかけた。
国会議員に月額100万円を支給する「調査研究広報滞在費」の使途公開の必要性も強調した。
