
【ソウル共同】韓国の李鐘燮国防相は12日、シンガポールでのアジア安全保障会議で演説し、日韓安保協力の「正常化」に意欲を表明、「日本と真剣に対話する意向だ」と述べた。朴振外相は同日、訪日に前向きな考えを韓国の仁川国際空港で記者団に示した。先月発足した尹錫悦政権は対北朝鮮で日韓や日米韓の連携を重視。外交・安保の閣僚が日本との対話に積極姿勢を見せたことで日韓関係が改善に動くか注目される。
アジア安保会議の期間中、日韓防衛相の2国間会談は開かれなかったが、李氏は岸信夫防衛相と3回ほど簡単に会話する機会があったと記者団に明らかにした。聯合ニュースなどが伝えた。